昨日、西日本豪雨災害のボランティア活動を、部員と共に倉敷市真備地区で行ってきました。
災害当日から約3週間経っていますが、真備地区の光景は、多くの方々による復興支援活動により随分と改善されているとはいえ、凄惨な状態が残っている部分もあり、言葉を失ってしまいます。
炎天下の日々が続き、街はもう浸水していませんが、作動していない信号機、閉店している多くの店、全ての窓が解放された被災宅等、浸水の被害は想像を絶するものです。
当日の活動の行程は以下の通り。
中国職業能力開発大学校で受付 →シャトルバス→ サテライト(真備町)にて活動地区の振り分け →徒歩→ サテライト(有井
地区)にて活動場所の振り分け →徒歩→ 活動場所(被災宅)→ 終了後は往路と同様の復路
私たちは、2Fの床上40cmまで浸水した被災宅で、掃き掃除、拭き掃除を行いました。
1Fには家財は一切なく、唯一残していたのは、泥だらけの思い出の詰まった写真アルバムでした。
掃除をしながら、親・子・孫が過ごす家がまさか浸水するなんて、被災者のぶつけようのない怒り・悔しさ・悲しさを思うと、胸が詰まりました。
実質活動時間は約3時間で、活動中も容赦なく35℃以上の酷暑が襲いかかります。
休憩時には、被災宅の家主から、被災する当時の切迫した状況・現状・将来への不安等の話が聞けたことは、私たちにとって、机上での勉強よりも大きな収穫だったような気がします。
短い時間ではありましたが、できる限りのことをして、終えました。
どれほど貢献できたかわかりませんが、家主の方からは、随分感謝をしていただきました。
同じ県に住む自分は、街の復興へ何ができるのか、そういうことを考えながら、これからも生徒たちと協力できたらと思います。
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